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theonlysnowofitskind.com をつくり始めた話 — 北海道の雪と、滑った人の声

プロダクト

北海道の雪は、世界が名前で憧れる数少ない雪です。それなのに、いざスキー場を調べようとすると、情報があちこちに散らばっていて、古くて、英語の情報がやけに薄い。これだけの雪があるのに、たどり着くための地図が整っていない。

theonlysnowofitskind.com — 名前のとおり「ここにしかない雪」を起点にしたプロダクトです。普段は TOSOIK と呼んでいます。

最初の縦型プロダクトとして

TOSOIK は、UTAR の実名 ID と、複数メディアを束ねる UMP を土台にして立ち上げる、最初の縦に深いプロダクトです。横に広い基盤の上で、雪というひとつのテーマをとことん掘る。基盤づくりで積み上げてきたものが、ちゃんとひとつの形になるかを試す場でもあります。

まず置くのは、スキー場のディレクトリという土台です。ただ、施設情報を並べるだけのサイトなら、すでにいくつもある。TOSOIK で差をつくりたいのは、その上に乗る、滑った人の声のほうです。今日のコンディション、混み具合、地元の人だけが知っている滑り方。実際にそこにいた人の言葉が積み上がっていくことが、他のディレクトリにはない厚みになると思っています。

北海道には、世界に名の知れた大きな場所から、地元に愛される小さな場所まで、いろんな雪があります。そのどれもが「ここにしかない雪」として並ぶ。そういう見え方を大事にしたいです。

日本語と英語を、切り替えずに

TOSOIK は、海外から滑りに来る人と、地元・国内の人が、同じ画面を見ることを前提にしています。なので、言語切り替えのボタンは置かないことにしました。

代わりに、アイコンと、平易で短い言い回しを組み合わせて、日本語でも英語でも、見た瞬間に同じ意味が伝わる形を目指しています。切り替えて読ませるのではなく、切り替えなくても分かる。雪の前では言葉より先に伝わるものがある、という感覚に近いつくりにしたい。

操作の入口も、画面の隅々にメニューを散らすのではなく、右下にまとめています。地図やコンディションを大きく見せたいので、ナビゲーションは必要なときだけ手元に出てくる、くらいの存在感にしておく。これは意図して選んだ形です。

まだ、ここから

正直に書いておくと、TOSOIK はまだ概念を固めている段階です。土台と、差別化の核と、見せ方の方針が決まったところ。

ただ、「これだけの雪があるのに、たどり着く地図がない」という入口の課題は、はっきりしています。基盤の上で縦に掘る最初の一本として、ちゃんと形にしていきます。続きは theonlysnowofitskind.com と、この journal で。